北京
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「頤和園で待ちあわせ」をテーマとする七夕の夜に因んだ特別イベントが7日、北京にある世界遺産の一つ、頤和園で催されました。地元の新婚夫婦や模範家庭に選ばれた市民の代表700人余りと、33の国と地域の外国人記者70人余りが園内を心地よく遊覧し、伝統的な七夕の文化を堪能しました。
外国人記者ら
七夕祭は、中国古代の「牛郎織女(織姫と彦星)」伝説に由来する重要な伝統的祝日として今日まで伝わるもので、中国版「バレンタインデー」とも呼ばれています。今年北京市が催した七夕文化イベントは、「北京中に溢れる愛、幸せの約束」をテーマに、市民らに多彩なプログラムを用意、その一環として頤和園で行われた七夕特別イベントは、伝統的な方式で七夕を過ごすことを通して、古来の七夕文化を市民らに体験してもらおうという趣意の構成になっています。
同日、イベントのオープニングセレモニーとライトアップに参加した各界の代表と外国人記者らが「頣和園で待ち合わせ」というキャッチフレーズを一斉に唱えると、園内のイルミネーションが一斉に点灯しました。ライトアップされた「十七孔橋」はまるで伝説の「鵲橋」のように姿を変え、水面に漂うランプと相まってロマンチックな雰囲気を醸し出しました。
昆曲「牡丹亭」
ライトアップ後、舞台では、昆曲「牡丹亭」、越劇「梁祝」、黄梅戯「牛郎織女」など伝統劇の演目が立て続けに上演されるなど、参加者らは中国の伝統文化の魅力にどっぷりと浸っていました。(洋、む)