北京
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国家衛生健康委員会の責任者・崔鋼氏は24日、北京での記者会見で、「中国は健康環境の促進を実施して、人々の健康に密接にかかわる飲用水、空気、土壌などが健康に対する影響について観測と評価を強化し、環境汚染と疾病の関係、健康リスクの警戒と予防関与の研究を展開していく。また、傷害へのモニタリングを強め、効果的な措置を取って環境汚染による疾病の発生を予防していく」と述べました。
国家衛生健康委員会疾病予防抑制局の二級巡視員である崔氏は、「健康環境は人々の健康の保障である。健康に影響する要素のうち、環境が17%を占めている。環境要素には物理や化学、生物などの自然環境要素だけでなく、社会環境の要素も含まれる。環境要素の健康に対する影響は軽視できない。心血管疾患、呼吸器系疾患、悪性腫瘍などは環境と密接に関連しており、その影響の程度も日増しに顕著になっている」と指摘しました。
崔氏は、「健康環境促進行動により、健康に影響を与える空気、水、土壌などの自然環境問題、室内汚染などの家庭環境リスク、交通による傷害などの社会環境の危険要素をめぐって、政府、社会、家庭、個人が共同で健康的な環境を構築していく」と示しました。(玉華、星)