北京
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23/19
初のアンチ・ドーピングをめぐるシンポジウムがこのほど北京で開催され、33カ国のアンチ・ドーピング組織から78人の代表が参加しました。中国は2022年冬季五輪の準備作業とともに、アンチ・ドーピング関連の作業を順調に進めているということです。
2022年冬季五輪実行委員会アンチ・ドーピング部門の責任者・凌琳氏は、「中国は冬季五輪の準備作業を非常に重視している。今大会はグリーン・共有・開放・清廉といった理念を持ち、オリンピック精神を通して若者へポジティブなメッセージを送ると共に、ウィンタースポーツの普及や科学技術力の結集、世界の融合などを図るものとなる」と強調しました。
ドーピング問題に関する中国のスタンスは「ゼロ容認」で、「氷や雪のようなクリーンで純粋な五輪」の開催を目指しています。中国のアンチ・ドーピング作業について世界アンチ・ドーピング機関のクレイグ・リーディー会長は、「中国ではアンチ・ドーピング作業が優れているため、より多くの国際試合を開催できると信じている。また、これまでの様々な試合で中国は的確なルールを採用してきており、この面での成長を目の当たりにしてきた」と評価しました。(ミン・イヒョウ 星)