王副主席、モンゴル訪問

　王岐山国家副主席は7月10日から12日にかけて、モンゴルのオフナー・フレルスフ首相の招きに応じてモンゴルを訪問しました。首都ウランバートルでは、フレルスフ首相やゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長、ハルトマー・バトトルガ大統領とそれぞれ会談したほか、両国の国交樹立70周年の記念活動に出席しました。

　王副主席は、フレルスフ首相と会談した際、「中国は周辺外交の一環としてモンゴルとの両国関係を重視している。モンゴルと共に第3回中国・モンゴル博覧会を開き、税関での交流やインフラ設備の建設を強化して、永久的で安定、共に発展、繁栄していく両国の辺境を建設していくことを促していきたい」と述べました。その上で、人々の心を温め、影響力を持つ国交樹立70周年を祝う交流活動の開催によって、両国国民の相互理解を増進させ、両国の友好的基礎を固くするべきである」と提案しました。

　王副主席は、またザンダンシャタル国会議長と会談した際「立法機関の交流は両国の政治往来の重要な部分である。双方は国の管理や法的建設などの分野で学び合い、様々な形の文化交流を拡大して、両国の関係発展を継続していく力を養うべきだ」と強調しました。

　さらに王副主席はバトトルガ大統領と会談し「中国はモンゴルと共に努力してハイレベルの往来を保っていく。政治面における相互信頼を強固にし、互恵協力や民間交流を深化させ、地域間の国際協力を強化して、弛まず全面的戦略パートナー関係の内容を充実させていくべきである」と述べました。

　モンゴル訪問中、王副主席はモンゴルのウルズィーサイハン・エンフトゥブシン副首相と共に国交樹立70周年の記念大会に出席し、両国関係の貢献者らへの授賞を行ったほか、ナダム大会の開幕式にも参加しました。（藍、星）