ポーランド大統領、王毅外交部長と会談

　現地時間9日、ポーランドのドゥダ大統領は首都ワルシャワでポーランドを訪れた王毅国務委員兼外交部長と会談しました。

　ドゥダ大統領は習近平国家主席への挨拶を伝え、「習主席は2016年にポーランドを訪問し、両国関係を全面的な戦略パートナー関係にレベルアップさせた。今年は両国の国交樹立70周年に当たっている。ポーランドは両国の友好を重視し、『一帯一路』共同建設と中国・中東欧諸国協力に参与する一方、中国企業の投資を歓迎する」と述べました。

　王外交部長は習主席からの挨拶の言葉を伝えた上で、「ポーランドは重要な新興経済体であり、欧州連合（EU）および中東欧における大国でもある。中国はポーランドとの全面的な戦略パートナー関係を重視し、ポーランドと共に『一帯一路』共同建設、中国・中東欧国家協力、中国・欧州協力を生かし、新たな協力の場を作り上げ、両国の実務協力を新たなレベルへ推進したい。双方は国際問題と地域問題の解決について交流を強化し、多国間主義と多国間貿易体制を維持して、世界と地域の平和、安定、繁栄を促進していくべきだ」と強調しました。（殷、謙）