北京
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王毅国務委員兼外交部長は5日、北京でバングラデシュのモメン外相、パキスタンのハリド在中国大使とそれぞれ会談しました。
王外交部長はモメン外相との会談で、「ハシナ首相の今回の中国訪問は大成功となり、豊かな成果を挙げた。訪問を通じて、両国の指導者は友情を深め、重要な共通認識を達成し、両国関係のさらなる発展に向けた方向性を決めた」と述べました。
また、ラカイン州の問題について、王外交部長は「バングラデシュとミャンマーがコミュニケーションを強化し、意見の食い違いを適切に処理して、避難民の早期帰還を実現させることを支持する。これはバングラデシュとミャンマー、さらにはこの地域の共通利益に見合うものであり、中国は引き続き必要な支援を提供していく」と示しました。
これに対し、モメン外相は「中国による長期にわたる支持に感謝している。中国との戦略的パートナー関係を強めていきたい」と述べました。
また、ハリド大使との会談で、王外交部長は「中国とパキスタンの全天候型戦略的協力パートナー関係は複雑な国際情勢による試練を乗り越えており、政治と民意の両方で確固たる基礎を持っている。両国国民の心もつながっている。今後も両国関係を発展させ、両国民により多くの幸せをもたらしていく」としました。
ハリド大使は「パキスタンと中国の友好の未来に自信を持っている。両国の友好のために力を注いでいきたい」と述べました。(鵬、謙)