北京
PM2.577
23/19
李克強総理は4日午前、北京で公式訪中中のバングラデシュのハシナ首相と会談を行いました。
李総理は、「習近平主席が2016年にバングラデシュを訪問した際、両国は戦略的パートナー関係を結んだ。中国側はバングラデシュ側とハイレベル交流を密にし、戦略的信頼関係を強固にし、互恵協力を深化し、民間友好を促し、両国関係の更なる発展を推進していきたい」とした上で、「両国は同じく膨大な人口を有する発展途上国であり、経済発展と国民生活改善の重要な責務を背負っている。我々は『一帯一路』構想をバングラデシュの発展戦略とより良い形でマッチさせ、各分野における互恵協力を促進し、中国の市場ニーズに合ったバングラデシュの良質な製品の輸入を拡大し、両国の貿易のバランスのとれた発展を推進することによって、双方向の投資と人員往来に利便性を提供したい。また、中国・バングラデシュ・ミャンマー・インド経済コリドーの建設に努め、共同発展を図り、国際・地域問題への対処における交流と協調を強化し、地域の平和で安定した発展に積極的役割を果たしたい」と述べました。
ハシナ首相は新中国成立70周年を祝福し、「バングラデシュは『一帯一路』建設に積極的に関与し、地域間の相互連結を強化し、貿易、投資、サービス業、インフラ分野における協力を促し、より美しい未来に向けてまい進したい」と述べました。(怡康、む)