北京
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外交部でG20の特使を務める国際経済局の王小龍局長は29日、大阪にある中国代表団のプレスセンターでブリーフィングを行い、世界貿易機関(WTO)の改革について記者の質問に答えました。
王局長は、「G20のメンバー国は、WTOを中心とした多国間貿易体制を支持することが改革の基本的前提であると大筋で合意した。WTOやG20 の大多数のメンバーは、WTOの紛争解決メカニズムの崩壊問題が最優先であると見ている。このメカニズムの裁判官の人選や任命に支障が出て、正常な役割を果たせない」と述べました。その上で、「保護貿易主義が広まっている中、共に守るルールの確定や隔たりを解決するメカニズムが非常に重要だ」と指摘しました。(藍、森)