北京
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中国の戴兵・外交部アフリカ局長は28日、大阪市内に設けられた中国のG20プレスセンターのブリーフィングで、習近平国家主席が宿泊しているホテルでアフリカ首脳らと行った小型会談の状況を説明しました。この会議は中国側の主宰によって開かれ、多くのアフリカ諸国と国際組織が出席しました。G20メンバーで唯一のアフリカの国・南アフリカのラマポーザ大統領、アフリカ連合(AU)の輪番議長国議長を務めるエジプトのシシ大統領、中国アフリカ協力フォーラムのアフリカ側主席を兼任するセネガルのサル大統領、国連のグテーレス事務総長が会談に出席しました。
5人の参加者は中国アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果の全面的な実施、中国・アフリカによる「一帯一路」共同建設の協力深化、アフリカの発展と国連活動の支援、多国間主義の維持、持続可能な開発のための2030アジェンダの実施などの議題をめぐって意見を交わし、コンセンサスを達成しました。
戴兵局長は、「この小型会談はより緊密な中国・アフリカ運命共同体構築に新たな活力を与え、多国間主義と国際秩序の擁護に強いシグナルを発信した」と述べました。(殷、星)