北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は28日大阪で、中露印首脳会合に出席し、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相とともに当面の国際情勢や重要な国際問題と地域問題、3者協力について深く意見交換しました。
この中で、習主席は、「現在、保護主義や一国主義が台頭し、世界情勢に深刻な影響を与えており、世界経済成長の妨げにもなっている。また、新興市場国と多くの発展途上国が頼りにしてきた国際秩序にも大きなマイナスの影響を及ぼしている。中国やロシア、インドは、それぞれ担うべき国際的責任を果たし、3カ国と国際社会の根本的利益、長期利益を守っていくべきだ」と強調しました。
プーチン大統領は、「当面の情勢下で、ロシア、中国、インドは断固として国連を中心とした国際体系の維持や国際法を基礎とした国際秩序の維持、主権尊重と内政不干渉を中心とした国際関係の基本原則の維持に努め、一国主義と保護主義に反対し、単独経済制裁にも反対しなければならない」と述べました。
モディ首相は、「多国間主義と国際法、国際ルールの維持は、インドとロシア、中国3カ国の利益に合致するものだ。3カ国は、グローバル・ガバナンス改革および地域安全とテロ対策などの分野で交流と協調を強化していかなければならない」と語りました。(ミン・イヒョウ 星)