北京
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中国で初となる「水素および燃料電池の産業白書」が26日、山東省濰坊市で発表されました。中国水素および燃料電池産業戦略イノベーション連盟専門家委員会主任兼同済大学学長補佐の余卓平氏は発表会で、「2050年にかけて、水素は中国エネルギー利用において約10%を占めるようになるだろう。水素の需要量は6000万トン近くに達し、年間生産高は10兆元を上回る。国内の水素ステーションは1000カ所以上に達する」と紹介しました。
この白書は中国水素および燃料電池産業戦略イノベーション連盟が加盟機関30社、専門家100人余り、編集グループ6組を集めて、30回あまりのシンポジウムを開き、8カ月間を費やして編集されたものです。中には、中国の水素、燃料電池産業発展のロードマップが提出されています。
「白書」は、「先進国と比べれば、中国は水素の研究開発、装備製造、インフラ施設の建設において、まだある程度の開きがある」と分析しています。(殷、星)