北京
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現在建設が進められている北京大興国際空港で25日、管制塔である西塔台が竣工しました。9月末の開港へ向け、現在はシステムの導入やテスト運行、スタッフの養成が行われています。
この管制塔は高さ70.3メートル、敷地面積2000平米、地上20階・地下1階建で、指揮センターや管制室、設備室、UPS室、飛行場管制室などを備えています。
「空港の目」とも称される管制塔は、飛行機の順調な航行を保障する頭脳とされています。大興空港では西塔台が、離着陸時の指揮の70%を担うということです。
また、この管制塔は滑走路や誘導路における航空機の衝突リスクを自動的に識別、警報を出す機能を備えているほか、滑走ルートの想定や照明による誘導も自動的に行うことが可能となっています。(閣、謙)
管制塔「西塔台」の設備を調整するスタッフ