北京
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23/19
ロシアのモスクワで現地時間24日、ロシア科学学院極東研究所と露中友好協会の共催による「中露善隣友好協力条約」調印18周年と、習近平国家主席のロシア訪問成果を語るシンポジウムが開催されました。
この会で、現地中国大使館の李輝大使が演説をし、「『中露善隣友好協力条約』は両国の関係史上で重要な出来事であり、平等な信頼や相互支持、共同繁栄、世代にわたる友好的な全面的戦略パートナーシップを発展させ強固にするための法的基盤となった」と述べました。
その上で李大使は、「先ごろ習主席がロシアを公式訪問し、第23回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムに出席した。両国の首脳は新時代の全面的戦略パートナーシップを結び、『協力し合い、融合し、イノベーションを切り開き、互恵共栄』という目標を確定した。また、経済貿易や投資、文化、地方など様々な分野にわたる協力文書の調印に立ち会い、新たな歴史的時代で全面的な協力の実施へ良いスタートを切った」と述べました。
また、ロシア科学学院極東研究所のペトロフスキー氏は、両国関係について「岩のように堅く、また共同な理念で国際戦略の安定を維持し、開放で包容的かつ公平な国際経済の体系を維持していくものだ」と述べました。(HJ 森)