北京冬季五輪スタジアムは100％クリーンエネルギーで稼働

2019-06-24 16:55 CRI

2022年北京冬季五輪のすべてのスタジアムでは100％クリーンな電力が提供される予定となっています。これは、五輪史上初めてのことです。現在、関連の電力網の建設工事が全面的に展開されていますが、そのうち張北電力網のモデル工事は80％完成しており、この電力網を通してクリーンな電力が張家口から冬季五輪の各スタジアムに送られます。一方、北京地区における送変電工事においては、首都体育館の変電所を除く各所が今年末までに操業を始め、冬季五輪に向けたテスト競技の需要を満たせることになっています。

首都鉄鋼特殊鋼鉄産業パーク内には高さ62メートルの塔がそびえ立っています。これは、その足下に広がるバスケットボール競技場18個分に相当する面積の「スマート変電所」の一部です。この変電所が操業を開始したことで、冬季五輪石景山スタジアムへの電力供給はもちろんのこと、北京市西部地域の電力供給のレベルが一層引き上げられる見込みです。(Mou、謙)