北京
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23/19
王毅国務委員兼外交部長は24日北京で、ブルンジのニビギラ外相、ベナンのアベノンシ外相、南スーダンのニアル外相、ガンビアのタンガラ外相とそれぞれ会談を行いました。
王部長は「国際情勢が複雑に変化しつつある現在、アフリカ諸国との結束強化と友好増進に取り組むという中国側の決意は変わらず、その行動も減少することはない」と述べました。その上で、アフリカ諸国と共に、実務協力を通した新たな成果作り、国政運営の経験に関する交流、各国が関心を寄せる重要なプロジェクトの安定的な推進、中国企業によるアフリカへの投資の奨励などに取り組む意向を示しました。
ブルンジのニビギラ外相は「ブルンジは『一帯一路』構想に賛同している。中国・アフリカフォーラム北京サミットがアフリカの人々に福祉をもたらしたことを賞賛したい」と述べ、引続き中国側の核心的利益と重要な関心事を断固として支持していくと示しました。
ベナンのアベノンシ外相は、「現在の情勢下において、多国間主義を堅持することは唯一正しい選択である。多国間主義を堅持してこそ、中小国家、とりわけアフリカ諸国の声が配慮される」としました。
南スーダンのニアル外相は、中国側が各分野で南スーダンに対して支援を行い、同国の和平プロセスに積極的な貢献をしたことに感謝の意を伝えた上で、「南スーダンは中国の発展から経験を汲み取り、中国とアフリカ協力の枠組み内において双方の実務協力を拡大し、自らの一層の発展を実現させたい」と述べました。
ガンビアのタンガラ外相は、「ガンビアは一つの中国の原則を厳守し、国際的な場においては中国と歩調を合わせている。両国の国交回復以来、双方の各分野における協力は著しい進展を遂げた」と述べました。(洋、星)