北京
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23/19
中国の孔鉉佑駐日大使が21日、在日本中国大使館を訪れた山梨県の長崎幸太郎知事と会見しました。
長崎知事は四川省宜賓市で地震が発生したことに見舞いの意を表し、山梨県民から被災地への義援金100万円の目録を手渡しました。
孔大使は被災地における救援活動の状況を説明するとともに、日本の新潟・山形で地震が発生したことについて慰問の意を示しました。そのうえで、「山梨県と県民の方々は四川省で起こった地震の被災地を気にかけ、即座に援助の手を差し伸べてくれた。この行動は四川省と山梨県の間の友情を表しており、これに感謝している」と述べました。
さらに、「中日両国はいずれも地震の多い国だ。2008年の四川大地震発生後、双方は防災協力の強化を進めてきた」として、今後も震災に関する経験の共有を通して両国民に福祉をもたらしていけるようにとの期待を示しました。
双方はまた、来年の四川省・山梨県友好省県締結35周年を契機として、山梨県と中国の関係省・市との交流と協力を強化していくことについて意見を交換しました。(ZHL、謙)