北京
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2019世界交通運輸大会(WTC)が14日、北京国家会議センターで開幕しました。世界60の国と地域から7000人以上の代表が一堂に会し、「スマート・グリーンが導く未来の交通」というテーマをめぐって幅広く討議し交流しました。
交通運輸部の劉小明部長は開幕式の式辞で、「『スマート・グリーンが導く未来の交通』というテーマは、交通運輸業の発展のトレンドと要求を十分に反映し、世界規模で未来の交通発展に積極的な影響をもたらしていく。中国は世界の交通運輸業界との協力を拡大し、世界の交通運輸のスマートでグリーンな発展を促していきたい」との期待を寄せました。
今大会では60のテーマフォーラム、259の交流分科会、1472の学術プレゼンテーションが催されます。議題となるのは、ビッグデータの応用、自動運転や道路と車の協調、総合管理、スマートシティ、スマート交通、グリーン発展、北京・天津・河北の協同発展、広東・香港・マカオグレーターベイエリア、長江デルタ地域の一体化、雄安新区の建設、交通振興戦略の実施、未来の交通トレンドなど、重要な戦略や先見的な技術問題をめぐるもので、世界の交通運輸分野における最新の科学技術やレベル、発展動向などが示されます。
また、データによりますと2018年末までに、中国の鉄道の総距離は13万1000キロメートル、うち高速鉄道は2万9000キロメートルとなり、世界一であったということです。(Lin、謙)
会場の様子(撮影:靳丹妮)
開幕式で式辞を行う交通運輸部の劉小明部長(撮影:靳丹妮)