北京
PM2.577
23/19
今年の世界環境デーのメイン会場となっている浙江省の杭州市で5日、「青空を守れ・われこそ行動」をテーマとしたイベントが開催され、生態環境部が2013年から2018年までの大気の質の改善状況を発表しました。
中国政府は、2013年に大気汚染防止に向けて具体的な行動を始め、重点地域などを含めて空気の質は全体的にかなり改善しています。この5年間で、全国のPM10(粒径が10μm以下の粒子状物質)の平均濃度は27%下がり、また「環境空気の質の基準」が実施された74都市のPM2.5(粒径が2.5μm以下の粒子状物質)の平均濃度は43%下がりました。
このうち北京は、PM2.5は89.5μm/㎥から51μm/㎥に下がり、また重度の汚染日数が年間で43日減少しています。(任春生、森)