第10回全国高校生日本語スピーチコンテスト開催＝北京

　第10回全国高校生日本語スピーチコンテストが25日、北京市内の世紀劇場（中日青年交流センター）で開催されました。

挨拶に立った中日青年交流センターの洪桂梅副主任

　この大会は、中日青年交流センター、特定非営利活動法人「エデュケーション・ガーディアンシップ・グループ」（NPO法人E.G.G．）、現地の日本大使館の主催によるものです。今年は、全国3つのブロックあわせて21の省・直轄市で、合計119校から178人が予選大会に参加し、成績優秀者計21人が北京での本大会に進出しました。

　大会では、『新しい時代に新しい交流を』をテーマとしたスピーチが行われ、深セン外国語学校の張沐蘭さんと上海市工商外国語学校の曾佳依さんが一等賞を獲得しました。

表彰式に登場したファイナリストたち

一等賞を獲得した張沐蘭さん（右2）と曾佳依さん（左2）

　張さんと曾さんは、7月に日本の愛媛県松山市で開催される、同コンテストの国際大会に当たる海外高校生日本語スピーチコンテストに、中国代表として招かれる予定です。

　また、今年はコンテスト開催10年目を記念して、初の高校生合唱コンテストも行われ、会場は大いに盛り上がりました。（記者・写真：ミン・イヒョウ）

全国高校生合唱コンテストに出場した北京のチーム

全国高校生合唱コンテストに出場した広東省のチーム