北京
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23/19
外交部の陸慷報道官は21日、北京での定例記者会見で「貿易の互恵共栄とは、全ての産業が市場を開放し、全体の互恵かつ利益バランスを実現することだ。中米の貿易関係で『米国が損をしている』という単純な見方は、不合理で専門的でない」と指摘しました。
米国のトランプ大統領は、「ここ数回の中米貿易協議が行われる前に、『両国の協議は平等にはなり得ず、これまでの中国のやり方から見て、米国に有利であるべきだ』と中国側に伝えていた」と示しました。これについて陸報道官は「私は貿易の専門家ではないが、『平等か』と『誰に有利か』について整理する必要がある。貿易関係でこの2つは別物だ。2つの経済大国が貿易をする中で、絶対的に開放することは非現実的だ。ましてや経済のグローバル化とは、各国で補い合いシェアリングすることだ」と述べました。(RYU、森)