北京
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23/19
外交部の陸慷報道官は20日、北京で行われた定例記者会見で、「政治的対話による平和的な解決こそが朝鮮半島問題解決のための唯一の方法であり、各方面の合理的な関心事にバランスよく配慮することが肝要だ」と指摘しました。
日本の朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」はこのほど論説を掲載し、朝米首脳がハノイ会合で合意に至らなかったことについて、「米国側が頑なに朝鮮側に対して核放棄を先行するよう求めて譲らなかったからだ」としました。
これについて、陸報道官は、「中国側は一貫して、朝鮮半島問題は、政治的対話を通じてこそ平和的に解決できると主張している。朝米双方が着実に歩み寄り、対話を堅持するよう望んでいる」とした上で、「国際社会と共に、朝米双方が半島非核化と半島平和メカニズムの確立という正しい方向に向かって引続き前進していくことを促していきたい」との姿勢を示しました。(洋、む)