北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は18日、要請に応じて、米国のポンペオ国務長官と電話会談を行いました。
王外交部長は、「米国側はこのほど、様々な面で中国側の利益を損なう言動をしている。政治手段を通じて中国企業の正常なビジネスを抑圧することもある。中国側はこれに断固として反対する。米国側に対して、中国側の利益を損なうような言動を止め、中米関係のこれ以上の損害を避けるよう促したい。中米双方は両国元首が確定した方向に基づいて、相互尊重の基礎の上で食い違いをコントロールし、互恵共栄の基礎の上で協力を拡大し、共に協調、協力、安定を基調とした中米関係を推進していくべきだ」と述べました。
また、王外交部長は、「中国は一貫して、交渉を通じて経済貿易の摩擦を解決することを主張し、それを望んでいる。交渉は平等に行われるものであるべきだ。中国側はいかなる交渉でも、国の正当な利益を維持し、国民の要望に応え、国際関係の基本ルールを守らなければならない」と指摘しました。
さらに、「中国側は、このほど米国側の台湾地区に関する否定的な言動について、断固反対の立場を表明した。米国側は一つの中国の原則と中米間の三つの共同声明の規定を守り、台湾地区にかかわる問題を慎重に、適切に処理するよう促していく」と強調しました。(玉華、星)