北京
PM2.577
23/19
外交部の張軍部長補佐はモスクワで、ロシアのセルゲイ・ヴェルヒネン外務次官と中露多国間事務協議を行いました。双方は中露の多国間分野における戦略的協力や世界的管理、国際・地域で注目を浴びる問題、そしてBRICS協力などをめぐって意見交換し、各種問題について広く意見の一致をみました。
張氏はその際、「習近平国家主席とプーチン大統領の指導の下で、中露関係は良好な発展の勢いを保ち、史上最もいい時期に当たっている。われわれは両国の元首が達成した重要な共通認識を着実に実施し、双方の多国間分野における戦略的協力を強化し、両国の根本的な利益を断固として維持して、世界の平和と共同発展のために寄与していく必要がある」と述べました。
これに対してヴェルヒネン外務次官は「一国主義は国連憲章の主旨と原則に背くものだ。ロシア側は受け入れられない」とした上で、「ロシアは中国との各レベルの協調を強化し、多国主義を支持し、国連と国連安保理の地位を維持することで、国際法と国際関係の基本的基準を守っていくことを望む」と述べました。(HJ 謙)