北京
PM2.577
23/19
北京市交通委員会は、北京市の軌道交通設備(地下鉄)内での「飲食禁止」をはじめとする各種禁止行為についての規定が、15日から正式に実施されると発表しました。マナーに反する行為を行った場合、個人の信用不良情報に記録されるようになります。
同委員会はこの度、運営上の秩序と安全を確保する目的で「北京市軌道交通の乗客守則」を修正し、「軌道交通設備内でのマナー違反行為を個人の信用不良情報に記録することに関する実施意見」を制定しました。
修正後の「乗客守則」には、「車内で飲食をすること、一人で複数の席を占有すること、勝手に物を貼ったり取り付けたりすること、商品販売などのビジネスをすることを禁止する」、「駅構内と車内では、折りたたみ自転車やバランススクーター、各種キックスケーターを使用してはならない」といった内容が新たに盛り込まれました。また、一部の条項が修正されたほか、電子タバコを吸うことや、避難通路で長時間留まること、通行禁止の表示を無視することなども、禁止事項として補完されています。
一方の、新たに制定された「実施意見」では、個人の信用不良情報に記録される「マナーに反する行為」が明確化にされています。車内での飲食のほか、無賃乗車、席の占有、商売行為、また、音楽やビデオなど大きな音を出すといった行為が含まれます。これら行為を制止されても止めなかった場合、地下鉄運営機関は乗車を拒否することができます。(玉華、謙)