北京
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23/19
15日午後、アジア文明対話大会の一環である、「アジア文明の全世界への影響力」をテーマにした分科会が北京で開かれました。
この日午前に行われたアジア文明対話大会の開幕式で、習近平主席が基調演説し、「文明間で交流し、学び合い、長所を取り入れ短所を補うことで、初めて旺盛な生命力が維持できる。様々な国や民族、文化が交流し学びあい、アジア運命共同体、人類運命共同体の共同建設へ土台を打ち立てるべきだ」と語りました。この主張は、参加した各代表から高く評価されました。
カンボジアのキュー・カニャリット情報相は、「様々な文明が互いの理解を深めれば、平等な態度で他の文明に対応できる」と強調しました。
習主席はまた基調演説で、文明交流の具体的な方法について、尊重し合い、多様性を認め、開放的で包容、時代とともに進歩、という四点を主張しました。
これについて、シンガポール国立大学の鄭永年教授は「文明が活力を維持するには、ほかの文明との交流や学び合いが不可欠だ」と述べました。(非、森)