北京
PM2.577
23/19
中国語を示すタイ中国友好協会のコーン会長(撮影 李敏)
15日から北京で行われるアジア文明対話大会に、タイから、元副首相で、中国との友好協会の会長を務めるコーン・ダッバランシー氏が出席します。コーン会長はこの対話の開催について、現地のCRI記者のインタビューに対し「世界の平和への模範となるものだ」と述べました。
コーン会長は、「様々な国や民族、言葉の間で平和に付き合うことは、アジア各国すべての願いだけでなく、世界の平和を実現する基盤でもある。和やかに付き合うことはアジア文明の特徴だ」と述べました。
またコーン会長は、中国との関係について「中国は5000年余りの歴史を持ち、世界的にも大変古い文明の国である。中国文化の核心は謙虚、控えめ、穏やかであり、人とともに善をなすことを強調している。こうした文化はタイに深い影響を与え、両国の千年にわたる友好的往来は深く厚い友情を生み、絶えず新たな活力を出している」と語りました。
コーン会長はこれまで147回も中国を訪問しており、中国の40年余りの変化を目の当たりにしてきました。アジアと世界の交流におけるアジア文明対話大会の役割について、「中国経済は40年余りの改革開放を経て目覚しい成績を収めた。世界各国の文化交流や文明の学びあいを進める上でも重要な役割を発揮するだろう」と強調しました。(玉華、森)