中日関係をめぐるシンポジウム開催=北京

2019-05-13 14:19  CRI

图片默认标题_fororder_6.JPG
会場の様子

 中国社会科学院が主催し、同院日本研究所が受け持つ国際学術シンポジウム「国際情勢変動下の中日関係:実務協力と未来展望」が12日、北京で行われました。

 中国からは元国務委員の戴秉国氏、中国社会科学院の謝伏瞻院長、中国社会科学院日本研究所所長兼研究員の楊伯江氏が、日本からは福田康夫元首相、中国大使館の横井裕大使、国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長が出席したほか、中日双方の友好関係者や学者、メディアなどおよそ200人が出席しました。中日両国の政治や安全保障関係、社会・文化・民間交流、地域や国際間の連携、第三国における協力などについて活発な意見交換が行われました。

图片默认标题_fororder_1dai.JPG
戴秉国元国務委員

 開会式で基調演説した戴秉国元国務委員は、「中日関係が正常な軌道に戻り、改善しつつあるという勢いを大事にし、政治的な信頼を強化し、全面的な協力を推進し、アジア文明を受け継ぐべきだ。『永遠な友好が何より大事』という道に沿って、中日関係を新時代のニーズ、両国さらにアジア、世界各国の願いに応えた新たなレベルへと推し進めていく必要がある」と強調しました。

图片默认标题_fororder_2fu.JPG
福田康夫元首相

 福田元首相は、中米貿易摩擦について「中米2大国がなんとかまとめて1つの方向性を見出していかないと、世界全体に影響を与える問題になるだろう」との見方を述べた上で、中国側に対して、日本の経験を参考にして交渉をプラスに活かし、自身の発展を進めていくよう提案しました。

图片默认标题_fororder_3xie.JPG
謝伏瞻院長

 また、謝伏瞻院長は中日関係の未来について「困難に立ち向かって合意を積み重ねていくこと、障害を取り除いてよい環境を作ること、方法を革新し、体制を強化して関係発展の基礎を固めることが必要」との見方を示しました。

图片默认标题_fororder_4heng.JPG
横井裕大使

 そして横井大使は、「日本では『令和』の時代が始まり、新時代の日中関係も大変良いスタートが切れた。今年、ハイレベルの往来による成果が上がり、地方間の交流も進み、第三国での協力をめぐる議論も進んでいる」とした上で、「『一帯一路』が地域や世界の繁栄に貢献していくことを期待している」と述べました。

图片默认标题_fororder_5yang
楊伯江所長

 さらに、楊伯江所長は「中日関係の持続可能な発展のために、意見の食い違いを適切にコントロールし、問題の適切な解決に向け努力すると共に、時代の流れや文明の角度から中日関係を考慮し、互いに学び合い、実務協力を展開する必要がある」と語りました。(取材:李陽)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
齐鹏