北京
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外交部の耿爽報道官は7日、北京で行われた定例記者会見で、「米国務長官の北極関連問題における中国への非難は事実無根であり、北極平和協力の流れに背くものだ」と指摘しました。
ポンペオ米国務長官はこのほど、フィンランドで開催された「北極評議会」の閣僚級会合で講演し、中国に「北極圏への主権干渉を慎むよう」戒めました。
これを受け、耿報道官は、「中国側は北極問題において、終始科学研究主導の姿勢を堅持し、環境保護・資源の合理的利用・合法的監督管理・国際協力を主張している。我々は北極圏諸国間における諸事項に干渉するつもりはないが、北極に関する域際問題や世界的課題については、建設的役割を果たしたいと考えている」と述べました。(怡康、む)