北京
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外交部の耿爽報道官は6日、北京で、「米国には、中国と歩み寄り、相互尊重を基礎に互恵共栄の協定を締結することを希望する。中国側は現在訪米の準備にかかっている」と述べました。
米国のトランプ大統領は現地時間5日、「5月10日から、2000億ドル相当の中国製品に対して課した関税を現在の10%から25%に引き上げる」と述べました。これに対して、耿報道官は同日の定例記者会見で、「このような状況は以前数回もあった。中国の立場と態度は常に非常に明確だ。中米経済貿易協議はすでに10回行われており、積極的進展を収めている。当面においては、我々は依然として、米国側が中国側と共に、相互尊重を基礎にした互恵共栄の協定の締結に向け努力するよう希望する。これは中国側の利益に合致するだけでなく、米国側の利益にも合致するものであり、国際社会の期待に応えるものでもある」と語りました。
また、劉鶴副総理が予定通り訪米を行うかについて、耿報道官は、「中国側チームは協議のための訪米の準備をしているところだ」と述べました。(玉華、む)