北京
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23/19
外交部の耿爽報道官は6日の定例記者会見で、「一つの中国の原則を維持し、国連総会及び世界保健総会(WHA)の関連決議の厳粛性と権威性を守るため、中国側は、台湾地区の今年度の世界保健総会参加に同意しないことを決定した」と述べました。
耿報道官は、「台湾地区が世界保健機関(WHO)を含む国際組織の活動に参与する問題で、中国側の立場は一貫しており明確なものだ。これはすなわち、一つの中国の原則に基づいて扱わなければならないということだ。これは国連総会第2758号決議と世界保健総会25.1号決議で確認された重要な原則でもある」と強調しました。
また、耿報道官は、「2009年から2016年まで、台湾地区は8年連続して『中華台北』名義やオブザーバーの身分で世界保健総会に参加した。これは、両岸が共に一つの中国の原則を具現化した『九二共通認識』を堅持した上で、両岸の協議により行われた特別な配慮によるものだ。だが、台湾民進党が2016年に政権を取って以来、政治的意図を台湾地区の人民の福祉より優先し、頑強に『台湾独立』の分裂的スタンスを堅持しているため、台湾地区のWHA参加には政治的基盤が存在しなくなったと考えている」と指摘しました。(玉華、む)