北京
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王毅国務委員兼外交部長は30日、北京で、ランドリュー・米ルイジアナ州元民主党連邦上院議員、ヘラー・ネバダ州元共和党連邦上院議員およびハチンソン・アーカンソー州元共和党連邦上院議員などを含む米元国会議員代表団と会談しました。
王外交部長は、「今年は中米国交樹立40周年に当たる。過去40年で得た経験をまとめるならば、中米両国は協力し合えば互いを利することができ、対抗すれば共倒れになるということが言える。我々は米国と共に協調・協力・安定を基調とする中米関係を推進していきたい。現段階の中国はまだ発展途上国であり、中国の発展は米国を含む世界各国に好機をもたらすことになる」と述べました。
さらに、「中米両国の利益は深く結びつき、市場の優位性は相互補完性を有しており、両国の経済貿易協力は互恵共栄の関係にある。ここ数ヵ月、双方の経済貿易作業グループは幾度にもわたるハイレベル対話を行い、積極的進展を遂げている。互いを利する協議が結ばれるよう期待している」と強調しました。
これを受けて、米側代表団のメンバーは、中国の経済・社会に起こった巨大な変化と貧困撲滅分野における成果について称賛し、「米中経済貿易交渉が成功を収め、互いを利する協力文書が結ばれるよう望んでいる。両国は一部課題において誤解と齟齬が生じているが、対話と交流によって相互理解を増進し、協力拡大できるよう願っている」との考えを示しました。(怡康、む)