北京
PM2.577
23/19
外交部の耿爽報道官は30日に北京で行われた定例記者会見で、「関係国には、国際軍備管理メカニズムに有益で、世界と地域の平和・安定の強化に役立つ行動を多く取って欲しい」と述べました。
報道によりますと、トランプ米大統領は今月26日、米国が国連の武器貿易条約(ATT)から脱退する意志を表明したということです。また、この決定は中国とロシアなどの国が当該条約の締約国ではないことが主な原因だと伝えられています。
耿報道官はこの報道に関する記者の質問に応え、「中国側は国際社会が必要な措置を講じ、国際的な武器貿易活動を規範化し、違法な譲渡・取引・運送を取り締まることを支持する。中国側は法律に従って武器貿易を厳格に監督管理し、建設的姿勢でATT交渉に参与している。中国側はATTの宗旨と目標を支持し、オブザーバーの身分で条約関連会議に参加し、正式なメンバーとしての加盟を常に検討している」と述べました。(怡康、む)