北京
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習近平国家主席は28日、人民大会堂で、パキスタンのイムラン・カーン首相と会談しました。
習主席は席上、「パキスタンは中国の全天候型の戦略協力パートナーである。中国とパキスタンは互いに確かな友人で、お互いの中心的な利益にかかわる問題において終始揺るぎなく支持し合っている。中国は、パキスタンを外交における優先的な方向に置いている」と述べました。
また、習主席は「現在、中国・パキスタン経済回廊の建設や、金融、貿易などの面での協力は重要な進展を収めた。次の段階で、双方は引き続き努力し、全天候型の戦略協力を前へと推進しなければならない。ハイレベルの往来と相互支持を深め、戦略的意思疎通を強化し、『一帯一路』共同建設の枠組み内で生産能力やインフラ整備、国民生活、貿易などの分野での協力のハイクオリティ―な発展を促進するとともに、国際問題と地域問題での協調と協力を密接にすべきである」と指摘しました。
これに対し、イムラン・カーン首相は、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが成功裏に開催されたことに祝意を表した上で、「中国・パキスタン経済回廊の建設は、『一帯一路』協力の代表的なプロジェクトとして、パキスタンの経済発展と国民生活の改善に重要な役割を果たしてきた。中国の長年にわたるパキスタンへの支援に感謝する。パキスタンは中国と、伝統的な友情を強固にし、実務協力を深め、多国間事務での意思疎通と協調を密接にしていきたい」と述べました。(玉華、謙)