北京
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夫と二人三脚で芝南茶工場を経営する申懋恵さん
農業で有名な都市・重慶市は農村部の振興戦略推進や貧困脱出の難問に直面しています。涪陵区藺市鎮は国家級の特色を持つ鎮として、独自ブランドを開発し、付加価値の高い製品を生み出しています。
53ヘクタールもある無公害認証基地
藺市鎮銅鼓村にある重慶市涪陵区芝南茶工場は1998年に設置され紅茶を製造していますが、満足のいく収益を上げることはできていませんでした。2003年に工場は浙江省安吉県から高級な白茶の品種を導入して製品の水準を向上させ、率先して現地で白茶作りを始めました。工場は「企業+合作社(協同組合)+農家」の形を取っています。茶葉専門の協同組合を発足させ、50以上の就業機会を作り出して、貧困家庭約10戸の貧困脱出を実現しました。
加工工場の様子
鎮政府は工場に累計300万元あまりを投入し、土地、注水施設、道路整備などを支援しました。現在、芝南茶工場は無公害認証基地約53ヘクタール、モデル茶園20ヘクタールを有しています。
自主ブランドの「芝楠」の高級涪陵白茶
製品の茶葉は人気商品となり、自主ブランド「芝楠」の高級涪陵白茶は1キロ6800元、緑茶は1キロ2000元の高値で取引されています。それに伴い農家の収入も大きく増えています。(殷、星)