北京
PM2.577
23/19
中国鉄建股份有限公司が実施するロシア・モスクワの地下鉄工事において、初のトンネルの貫通式が5日モスクワで行われました。これは中国が欧州で行う初の地下鉄工事、モスクワ地下鉄第3乗り換え線西南区間の工事における重要な進展です。
中国鉄建ロシア公司の杜占輝総経理は貫通式であいさつし、「このトンネルの貫通は一里塚としての意義を持つ。また、中国企業が進めるモスクワ地下鉄工事における重要な進展を示すとともに、中国の設備が持つ優位性を表すものだ」との考えを示しました。
このプロジェクトに使われる機材確保の責任者であるメカニックのオルロフ・コンスタンティン氏は「中国鉄建が独自に研究開発したトンネル掘削機である、シールドマシン『ポリーナ』は、モスクワ地下鉄工事での掘削作業を完了させた第一号機となった。現在、このトンネルは歩いても通行できる状態だ。『ポリーナ』は今後、ほかの区間の工事で使われる」と明らかにしました。(Mou、謙)