北京
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ロシアのプーチン大統領は3月31日、「中東と北アフリカ地域の危機は、国際法の原則に基づいて外交手段によって解決されるべきだ」と強調しました。
同日、アラブ連盟の第30回首脳会議がチュニジアで開かれました。ロシア大統領府の公式サイトによりますと、プーチン大統領は会議に祝電を送ったということです。プーチン大統領は祝電の中で「中東と北アフリカの多くの国々は、武力衝突とテロの脅威のエスカレート、社会問題と経済問題の激化などの難局にある。アラブ連盟は多国間の対話協力メカニズムとして、ますます重要になっている」と示しました。
また、国家の主権と領土の保全を十分に尊重するというロシアの立場を改めて強調し、「この立場はシリア問題の解決にも適用できる」と述べました。
プーチン大統領はさらに、「これら地域の長期にわたる安定には、前提としてパレスチナを含むアラブ諸国とイスラエルの衝突の解決が必要である。アラブの和平合意には重要な意義がある」との見解を示しました。(殷、謙)