北京
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国務院の李克強総理は25日午後、北京で、中国発展ハイレベルフォーラム2019年年次会議への海外からの出席代表らと会見し、座談会を開きました。世界ベスト500の企業代表、国際学術研究機関の専門家や学者、および国際機関の代表など100人余りが参加しました。
ダイムラーのツェッチェ取締役会会長やIBMのロメッティ会長兼社長、ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)などの企業代表がそれぞれ発言を行い、関心を寄せる問題について李総理に質問しました。
李総理はその場で、「中国の開放の扉はますます大きく開いていく。我々が打ち出した外商投資法も、法的手段を通して外国企業による投資活動をより良く保護するためのものである。同時に、対外開放の需要と外国企業の反響を踏まえて、引き続き一連の具体的な措置を講じることで、外国企業の合法的な権益の保護を強化する」と示しました。
李総理はさらに、現在進行中の新たなラウンドの産業と技術革命に触れ、「中国は新しい技術と業界の発展を奨励し、イノベーション駆動型発展の推進に向けた環境作りに取り組んでいく。知的財産権に対する保護を全面的に強化することによって、国際化・市場化・法治化されたビジネス環境を整備する」と強調しました。
座談会に参加した各国代表は、今年のフォーラムを通して「中国市場に対する信頼が堅くなった」として、今後も引き続き中国に対する貿易と投資の拡大を続行し、中国の発展のチャンスを分かち合いたいとの考えを示しました。(洋、謙)