北京
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23/19
外交部の耿爽報道官は25日、定例記者会見で、「中国は韓国と連携して、気候変動分野での交流と協力に力を入れ、スモッグ解消の方法を共に探りたい」との考えを示しました。
韓国メディアはこのほど、韓国のスモッグ問題について一連の報道を行い、「韓国の大気の質が悪い原因は、家庭用ボイラーの使用に関係している」と指摘したほか、「今、韓国ではボイラーを使用する家が360万世帯に達している。冬はボイラー使用のシーズンに当たり、韓国のスモッグの責任を他人に転嫁してはならない」としました。
これに対し、耿爽報道官は「関連の報道を受け、韓国の専門家の意見は理性的かつ客観的なものであることがわかった」とした上で、「中国側は自国のペースで大気汚染の改善に取り組み、青空を守る戦いに勝利を収めることを最も重要な仕事として対応していく。それと同時に、韓国側とも連携し、気候変動分野での交流と協力に力を入れ、スモッグ解消の方法を探り、両国の環境改善や地域および世界の持続可能な発展のために尽力していきたい」と述べました。
(HJ 謙)