北京
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中国初の4次元航跡テスト飛行が、20日早朝に実施されました。4次元航跡とは、航空便の離着陸、巡航を含めたすべての段階に対して、3次元空間と時空の精密化制御を行うというものです。
20日0時30分、4次元航跡の管理能力を持つエアバスA320が、天津濱海空港から離陸し、広州の白雲空港までの往復航路で中国初の4次元航跡精密化管制といった新技術によるテスト飛行を行いました。今回の飛行距離は約3800キロです。
ヨーロッパでは2012年と2014年に、パリとコペンハーゲンを結ぶ航路で、4次元航跡テスト飛行が行われ、現在、大規模な検証試験が進められています。(朱 星)