北京
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23/19
習近平国家主席はイタリアの公式訪問を前にイタリアの新聞『コリエーレ・デラ・セラ』に「東西交流の美談を伝え、両国友好の未来を語る」と題する署名入り文章を発表しました。
文章は、「万物が生まれ変わるこの季節に、セルジョ・マッタレッラ大統領の招きに応じて、イタリアの公式訪問を行うことを嬉しく思う。2020年、両国は国交樹立50周年を迎える。国交樹立以来、国際情勢がどんなに変化しても、両国はあくまで相互信頼を保ち、協力を密にしている。両国は異なった社会制度、文化背景、発展段階における国家間の互恵ウィンウィンのモデルとなっている」と綴っています。
また、習主席は文章で、「我々はイタリア側とともに『一帯一路』共同建設を推し進め、両国協力の歴史、文化、地理的長所を生かし、『一帯一路』コネクティビティをイタリアの『北方港湾建設プラン』や『イタリアへの投資プラン』とリンクさせ、海上、陸上、航空、宇宙飛行、文化など多くの分野において、新たな時代の『一帯一路』を構築していきたい。イタリアと協力の分野を広げ、港湾物流、船舶運輸、エネルギー、電気通信、医薬などの分野における協力の潜在力を掘り出す必要がある。そして、イタリアと人的・文化交流を密にし、両国の世界遺産地の友好関係締結、文化機関と個人による芸術展開催を奨励する。また、映画やドラマの共同制作、言語教育、人的往来を促進する。我々はイタリア側と国際問題や多国間組織における協調を強めていきたい」と示しました。(殷、星)