北京
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王毅国務委員兼外交部長はブリュッセルで現地時間18日、欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表と会談を行った後で記者会見を行い、「習主席の今年初の外国訪問に欧州を選んだ。これは欧州を非常に重視していることの表れだ。イタリアとフランスは共にEUの重要な加盟国で、今回の訪問は中国・EU外交における今年の『ハイライトの時間』となるだろう」と述べました。
一方、王部長は「元首による外交は、中国とEUの関係で重要な戦略的指導の役割を果たす。習主席の今回の欧州訪問は明確なシグナルを発信している。それは、国際情勢がいかに変化しようとも、中国は終始EUを重要な戦略的協力パートナーであると見ており、EUとの関係を対外関係の重要かつ優先的な方向性にするということだ」と述べました。
王部長はさらに、「習主席の今回の訪問によって、中国とEUの全面的戦略パートナーシップに新たな動力が注がれ、国際情勢の安定化と多国間主義の擁護が促進される。また、『一帯一路』の建設とユーラシア相互連携戦略によってユーラシア大陸の相互リンクが促され、世界経済の持続的成長が促されるだろう」との考えを示しました。(Mou、謙)