北京
PM2.577
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全国人民代表大会と全国政治協商会議の開催期間中、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、様々な議題について、多くの場で各省の代表らと議論を交わしました。その中で最も注目された議題として、生態文明建設や貧困撲滅、農村振興および商環境の改善などがあります。
内蒙古代表団の審議に参加した習総書記は、生態系の保護や汚染の予防などについて指示をしました。それについて、龑明珠代表は「生態文明の建設の基盤はまだしっかりできておらず、改善には近道がない。総書記の仰るように、歯を食いしばって着実に進めるしかない」との意見を述べました。
また、甘粛省代表団の審議に参加した習総書記は、「2020年の貧困脱却目標の完成まで残すところわずか2年になった。いまこの瞬間は最も辛く厳しい時期だが、我々は完全な勝利を収めるまで、手を緩めてはならない」と強調しました。
習総書記はさらに、福建省代表団の審議にも参加し、「私営経済の成長を助ける各項目の政策と措置を奨励し、各種様々な所有制の企業に公平、透明かつ法によるガバナンスの整った発展環境を創造していかなければならない」と指示を行いました。
習総書記の描く未来を聞いた代表や委員らは、今後一年の活動について自信を深め、総書記の期待に応えようと決意を新たにしていました。(閣、む)