北京
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23/19
国際エネルギー機関(IEA)は11日、米国のヒューストンで石油市場の見通しに関する報告を発表し、向こう5年アジア地域でのエネルギー需要は依然として盛んであるとしました。
5日間にわたって開かれる世界エネルギー業界の代表的会合「CERAWeek 2019」が11日、米国南部の都市ヒューストンで開幕しました。IEAのファティ・ビロル事務局長は今回の会合一回目の記者会見で本報告を発表した際、「世界経済は減速の兆しを見せているが、向こう5年、アジア地域のエネルギー需要は依然として盛んであり、中国は依然として重要なエネルギー消費国だ」とした上で、2024年には、世界の石油需要量が1日あたり710万バレル増えるとの観測を示しています。
今回の会議は「競争の新世界--エネルギーの未来の再構築」をテーマとしたもので、70余りの国と地域から約4500人が参加する盛会となっています。(玉華、む)