北京
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23/19
習近平主席が10日、福建省全国人民代表と審議、討論した際、「海峡両岸の融合発展について新たな道筋を模索する必要がある。両岸は経済と貿易協力の円滑化、インフラ施設の連結、エネルギーと資源の相互調達、産業標準の共通化を高めて、福建省を台湾同胞が大陸に入る際の最初の家にしてほしい」と述べました。
今年は『台湾同胞に告げる書』の発表から40年に当たります。習主席は年初の記念大会で挨拶した時にも、両岸の融合発展を深め、平和的統一の土台をしっかりと固めていくことを強調しました。そして、「これからも率先して、台湾同胞とともに大陸の発展のチャンスを分かち合っていく」と示しました。それを踏まえた上で習主席は再び10日に、「大陸の民衆に奉仕するのと同じように台湾同胞に福祉をもたらしていく。関連の措置を実行すると同時に、台湾同胞の声に耳を傾け、台湾の民衆にプラスになる政策や措置の更なる導入を引き続き研究していく」と表明しています。
習主席は福建省で17年間勤務したことがあり、台湾情勢に大変明るい人物です。中国共産党第18回全国代表大会が開かれた後、習主席は台湾の関係者との会談をはじめ、多くの場で台湾関連の談話を発表し、外部から高く注目されています。(Yan、星)