北京
PM2.577
23/19
外交部の耿爽報道官は22日、定例記者会見で、「関係各方面は、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側で起きた自爆攻撃事件に対し、客観的且つ公正な調査を行い、事件の真相を調べて明らかにすべきだ。中国側はインドとパキスタンが理性的態度で対話を行い、連携して地域和平の安定維持に努めることを期待する」と述べました。
関連報道によりますと、国連安保理は21日、カシミール地方のインド側での自爆攻撃事件に関する報道声明を可決、その中で、ムハンマド軍がこの事件について犯行声明を発表したことに言及しました。ですが、「ムハンマド軍」側はこの事件への関与を否定しているとのことです。
これに対し、耿報道官は、「中国側は、パキスタン政府がインドと協力して事件を調査し、対話を通じて両国の見解不一致を解決する意思を表明していることを承知している。中国側はインドとパキスタンが理性的態度を保ちながら対話し、連携して地域和平の安定維持に努めることを期待している」と述べました。