北京
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習近平国家主席は22日、訪中中のサウジアラビアのムハンマド皇太子と北京で会談し、「両国は戦略連係を進め、利益面での融合を強化していく必要がある」と強調、さらに「中国側はサウジアラビアと共に、『発展による平和促進』を理念とする中東地域におけるガバナンスの推進を模索したい」と述べました。
習主席はその際、「中国側はサウジアラビアをよき友人、よきパートナーとして捉えており、サウジアラビアと連携し、前人の事業を受け継ぎ、将来の発展に道を開き、中国・サウジアラビアの友好と戦略関係の新たな局面を切り開いていきたい。両国は『一帯一路』構想とサウジアラビアの『2030ビジョン』の連係案の取りまとめを加速し、エネルギー、インフラ施設、貿易投資、高付加価値産業など分野での実務協力が一層前進するよう後押ししていかなければならない。また、両国は共に中国・湾岸協力会議によるフリー・トレード・ゾーンの建設を進めていく必要がある」と述べました。
これを受けて、ムハンマド皇太子は、「サウジアラビアは、中国が国際問題対応と地域問題対応における積極的役割を重視している。中国側との意思疎通と協調を強化していきたい」と述べました。(HJ む)