北京
PM2.577
23/19
ドイツ南部で開かれたミュンヘン安全保障会議は17日、3日間の日程を終えて閉幕しました。会議では、中国、ドイツ、ロシアなどによる「多国間主義を維持しながら国際協力を推進していく」とする提案が、各国から幅広い支持を得ました。
15日から17日にかけてミュンヘンで開かれた同会議で、各国は大西洋横断パートナーシップやNATO軍事費、イラン核合意、シリア問題などについて幅広く意見交換を行いました。
閉幕の挨拶に立った同会議のヴォルフガング・イッシンガー議長は、「現在、国連を中心とした国際秩序は大きなチャレンジに直面している。全人類のためによりよい安全保障を提供し、国際ルール体系の最適化を推進する上で、国際社会は同じチャンスに恵まれながらも同じく責任を持っている。英国のEU離脱など一連の課題を抱えているものの、欧州は依然として大きな活力に溢れている」と述べました。(ミン・イヒョウ 星)