北京
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チベット自治区貧困脱却難題攻略戦指揮部弁公室の尹分水主任はこのほど、「2018年、チベットでは貧困脱却の難題攻略戦で新たな決定的進展を遂げた。中でも、25の極度貧困県は脱却の条件を満たしたほか、1808の貧困村と18万1000人が貧困を脱却し、貧困発生率は6%以下に下がった」と発表しました。
貧困扶助における住民移転作業も進み、累計で150億9000万元を投入して905カ所の仮施設を建設したことにより、21万8000人が移住しました。また、農村地域での飲用水の安全面について8億6900万元の資金を調達し、13万9300もの貧困人口の飲用水の安全問題を解決しました。農村地域での道路建設には、年間372億9700万元を投入して、新設・改築された道路の総延長は1万3600キロに上っています。エネルギー面では、農村地域の4696キロに及ぶ送電網を作り替え、新設された送電網も2万800キロに及び、541の行政村の電気問題を解決しました。
2018年、チベット全域で実施された産業貧困扶助プロジェクトは計2142項目にのぼり、21万人の貧困脱却に貢献したということです。(ミン・イヒョウ 星)