北京
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第55回ミュンヘン安全保障会議に出席のため訪独中の楊潔チ中国共産党中央政治局委員兼中央外事工作委員会弁公室主任は現地時間15日、ミュンヘンでルクセンブルグのジャン・アセルボーン外相と会見しました。
会見の中で楊委員は、「中国とルクセンブルグの関係は新たな段階に発展している。両国はハイレベル往来を密接にし、政治信頼を増進し、将来の両国関係の健康で高速な発展に確実な政治的裏付けを整えていかなければならない。双方は両国指導者の共通認識を確実に実行に移し、金融、貨物の空輸など、伝統的分野とハイテク分野の協力を深めて行き、両国の実務協力の新たな目玉を育てていきたい」と述べ、さらに、ルクセンブルグが「一帯一路」に積極的に関与し、共に建設を行う姿勢を高く評価するとともに、相互連結のレベルを引き上げ、共に多国間主義の旗を掲げ、国際問題への対処における交流と協力を密にしていく意向を伝えました。
これに対し、アセルボーン外相は「両国は近年、金融、投資、人材、文化など各分野の交流協力で実り豊かな成果を上げてきた。相互尊重と相互信頼を踏まえて、中国と各分野での協力を深め、より高いレベルの互恵共栄を実現させていきたい」と述べ、近く予定されている欧州・中国首脳会合が、双方の関係発展に新たな原動力となるよう、期待を示しました。(Mou、む)