北京
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インドのメディアによりますと、インド北部のウッタル・プラデシュ州とウッタラカンド州で密造酒を飲んだ住民が相次いで体調を崩し、これまでに少なくとも90人が死亡したということです。
ウッタル・プラデシュ州では46人、ウッタラカンド州では20人がそれぞれ死亡したほか、これ以外の地域でも約20人が死亡したと報じられています。
この事件の発生を受けて、インド当局は密造酒製造の取締りを強化しています。現在のところ、酒の密造に関わった疑いで関係者30人を逮捕し、密造酒400リットルを押収したほか、地方政府の関係者や警察関係者数十人が停職処分を受けています。
インド政府は密造酒の販売を禁止していますが、農村部では監督が行き届かず、粗悪な密造酒を飲んだことによる中毒事件がたびたび起きています。(ミン・イヒョウ 謙)